シケモク拾いについて 2017/5/23 Ⅱ

 きょうはシケモク拾いをした。新小岩でまず3口くらい吸えるやつを拾って火をつける。旨い。ラークのほとんど新品1本を拾う。感嘆の声が漏れる。火をつける。旨い。バイト先の周辺を探し回る。アイコス用のたばこ新品1本を拾う。火をつける。旨い。吸える。2本、3口くらい吸えるやつを拾う。火をつける。旨い。そうしておれは苦役へ赴いた。
 苦役中、隙を見つけてたばこ屋でアンバーリーフを買う。かくしておれの即席ライフワーク、シケモク拾いはめでたく終了した。それでも道を歩いていると自然とシケモク探してしまうから面白い。アンバーリーフは付属の紙がまずくて仕方がない。さすがは香るフルボディ、チェの青と同じ感覚で吸うと強すぎてクラクラする、気持ち悪くなる。

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 夜、メダカに餌を与えたら2時間は消灯してはならないという。そんな言説をネットで見かける。どのくらいの信憑性、科学的エビデンスがあるのだろうか。おれにはどうも迷信のように思えてならない。確かに餌を与えてすぐに消灯するようでは、活動レベルが低下して連中が消化不良を起こしそうな気はする。しかし2時間というのは、どういった証拠から導き出された時間なのだろう? あの細い身体で餌を消化するのに2時間も要するのだろうか。つまりは迷信ではないのか。カブトムシにスイカを与えると下痢になるという迷信と同様のやつではないのか(そもそもカブトムシの排泄物は液状なのに、なにをもって下痢と判定するのか)。メダカの稚魚にとっては餌不足が大きな死因の一つだと言う。それはもっともらしい。あの小さな身体では頻繁に餌をとらないとすぐに弱ってしまうだろう。生物は身体が小さければ小さいほど身体に対してより多量の餌を必要とするというのは、科学的に確かだ。これはおれも本で読みかじって知っている。おれは苦役しなくてはならない身分だから、稚魚に餌を与えられるのはおのずと朝と夜のみとなる。夜、仕方なく餌を与える。そうして2時間も電気をつけっぱなしにしておかなくてはならないとは、辛い。おれはさっさと寝たいのだ。とりあえず1時間は電気をつけておいてやろう。それで辛抱してくれ。今朝、1匹だけしか孵化していないものと思っていたら、瞬く間に稚魚は3匹に増えていた。孵化ラッシュが到来だ。青メダカの卵が孵る時期が楽しみだ。生物を飼育する楽しみのひとつはブリードにある。引っ越す時どうしよう。観賞魚店みたいにポリ袋に水と水草と酸素を詰めて段ボールで封じ、宅急便を頼めばなんとかなるだろうか。あるいは全員煮付けにして食っちまうか。
 メンタルクリニックを受診した。主訴はヒステリー球。おれが「こんな生き死にに関わらない、くだらない症状でお手を煩わせてあいすみません」と言ってみたら、「昔からある病気で、多くの方が苦しまれているようですよ」との回答だった。「吐き気とおくびがあります」と言ったら「さすが『おくび』なんて言葉をよく知っていますね」とのことだった。おれはなんとなく上品だから「おくび」という表現を好む。「リスペリドンを4回分消費しました。これすなわち社会に4回殺されたってことじゃないでしょうか」と言ったら、医師は笑っていた。「社会を殺すよりもむしろ、あなたが社会を殺してください」とお墨付きが出た。医師の診断付きテロリストになったんだ、おれって男は。処方されたのはパロキセチン40mg(30mgからの増量)、就寝前のゾルピデムジアゼパム5mgを1日に3回、朝と夜のスルピリド、頓服のリスペリドン内服液を4つ。リスペリドンのストックは現在6つ。弾薬を補給、なんとか1週間はやっていけそうだ。次の受診はちょうど1週間後の火曜日。
 スマホの通信量が限界を迎えて速度制限がかかった。グーグルマップが使えなくなるのは困るのできょう以降、おれはポケットwifiを持ち歩く必要に駆られている。スマホと言えばおれのやつはもう2年縛りが解けたので、そろそろ格安のに乗り換えようと思うのだがなかなか実行に移せないでいる。携帯電話ビジネスは複雑奇怪でわけがわからない。誰がおれを騙そうとして誰が良心を胸に抱いているのか、まるで見当がつかない。今度アキハバラに行ったらまずもってヨドバシだ。ヨドバシならたいていの問題は解決するだろう。騙されたらその時はほれ、バリザルドで連中ぷっつり串刺しだ。現在スマホ代で6000円、ポケットwifiで6000円、月にそれだけの出費がある。決して小さくはない額だ。この浪費をなんとかしないことにはおれの生活はひもじいままである。もっとも後者は契約したばっかりだから容易に取り消したり変更したりできない。その割に使い道と言えば駄文のバックアップくらいのものだ。あるいはそいつの誘惑に負けて下らない動画を視聴し、時間を消費してしまうくらいなものだ。ペイできていない。
 いま電車を乗り過ごした。戻らなくてはならん。この文章はクリニックで書き始め、電車のなかで続きをやっている次第だ。
 ――さて、電車を乗り換えた。次はアキハバラアキハバラときやがる。

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 帰宅。稚魚に餌をやる。ついでに親魚どもにも餌をやる。シャワーを浴びる。2日ぶり。夕食、焼きそばを3人前平らげた。100円ローソンで国産豚肉135gが116円だったからこれを用いる。それから黒ずんだキャベツの残骸を鍋に放り込んだ。ごたまぜに焼いて焼いて焼きまくって、食った。美味だった。デザートのアンバーリーフはいまいちだ。どうもきょうは午後からたばこが不味くていけない。朝のシケモクはあんなに旨かったのにな。体調不良の前兆だとしたら甚だ困る。ここのところずっと熱があるか咳があるか腹をこわしているか、そのいずれかだ。まさか免疫不全にでもかかっているんじゃあるまいな。おれの暮らしの随所に発揮される無精さが、おれを弱らせているんだろう。そうだろう。
 パロキセチン40mgとゾルピデムジアゼパム10mgとスルピリドとフェキソフェナジンを服用した。明日の目覚ましは6時半。また早朝覚醒しなければいいが。したらしたでカフェインを飲み下してメダカの世話でもするか。アア、どうもおれのビズが捗らない。いや、着実に進んではいるんだが、こう、ダイナマイトみたいに一気にドカンと結果を出すってわけにはなかなかいかんのだ。
 いやはや、とにもかくにもきょうは寝ることにしようや。平日毎日早朝覚醒ばかり続けていてはまた先週と同じ轍を踏むことになる。休日睡眠で丸潰れなんてのは二度と御免被る。まずメンタルがやられるもんな。なんのために苦役に服しているのか、その意味を考えて考えて考え尽くしちまって、胃がひっくり返りそうになる。寝るぞ。

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 さらばだ、平成29年5月23日。また明日頼むぜバリザルド。メダカども、今宵も達者でな。いい夢見ろよ。お前たち卑しい魚類だって夢くらい見るんだろ。そんくらいの娯楽は神様から当然提供されているんだろうさ。
 ま、きょうって日はだいたいこんなところだ。
 あばよ。