人生の辛い一時期について 2017/6/20

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 きょうは睡眠不足だ。遅く寝たし早朝覚醒もしてしまった。コーヒーとニコチンとエフェドリンコデインを摂取して家を出る。マックでまたカフェインを入れる。それでなんとか体勢が整う。大衆ドラッグ様には大変ご厄介になっております。婚期を逃した疎まれ屋の酒好き課長が、カフェインをがぶがぶキメながら「大麻はいけない、シャブはいけない」ってよ。ごもっともだ。大衆はじつに賢いな。おれは驚嘆しているよ。おったまげた。臍で茶が沸きやがる。
 最近コンタックSTがすっかり店頭からその姿を消した。代わりになんか厳(いか)つい、コンタック・ダブルみたいな名称のDXMが販売されている。どこへいくのか製薬会社。おれたちに夢を運ぶ神々の使いよ。
 所詮野良犬一匹、おれはどうなってもいいんだ。諸君はおれがどうなろうが知ったこっちゃないだろう。おれはそのうち塀の内側へ行く。ちょっと大衆から遠ざかって、心身を休めたいんだ。
 人生でもっとも辛い時期は「20代後半」であるという英文記事をどこかで読んだ。老人たちが人生で一番後悔しているのは「人の言うことを聞き過ぎた」ことだという英文記事をどこかで読んだ。おれはいま人生でもっとも辛い時期にあって、かつ、老年になって後悔しかねない失態を数々犯しているように思われる。意識的な改善が望まれる。
 腰には剣を、手にはペンを、明日にも死のうという男が、きょうも街を闊歩する、魂には反逆を、行動には盗賊の俊敏を備えた男だ。
 おれがこんなんだから数十年後の日本がどうなっているか諸君は心配だろうな。おれのようなつまらない男でさえ満足の境地に暮らしていない、社会の不穏分子として雌伏の時を過ごしている。日本でテロリズムが流行るのも時間の問題じゃないかと思う。おれはペンで何かをしでかす。爆弾は作れない。しかし爆弾をこさえる奴も出てくるだろう。敵は誰だ? 漠然とした奴だ、システムという奴だ。曖昧模糊として、正体の掴めない幽霊だ。だから彼は仕方なく次善策をとる。きっと無差別テロを実行する。加藤はもうやった。次はキミの番だ。それでなにかシステムにダメージを与えられるかい? 否、だ。虚しいな。おれたちのやることなすこと全部、虚しいな。どうしたらいいんだろうな。
 おれはどうも頭が悪くっていけないな。思考を始めるとすぐに対象がぼやけてどっかに行ってしまう。
 フリーランスになるには特別の素養が備わってなくてはいけない、とおれは無条件に考えていたが、そうでもないんじゃないか。やろうと思えば割合簡単にいくんじゃないか。いまはネットがある、人脈がある。でもおれの臆病の虫が、成功への道程にデカい落とし穴を掘りやがった。回り道しなきゃなんねえや。
 おれには夢がある。古くはプラトン、新しくはセルバンテス、現代に近いのはデュマ……彼らと同じ土俵に立って詩を書くことだ。それを実現するには古典の素養がどうしても必要になってくる。おれは10代を無駄に過ごしてしまった。ある程度は親の責任でもあろう。子に、良書を読むよう促すことのできない親はどうしたって高貴な身分の者ではない。もしおれに子供が出来たら、ギリシア語ラテン語もやらせるつもりでいる。